「保護者のための就職応援講座」を12月から1月までオンラインで限定配信しました。
事後アンケートにて好評いただいたことから、ダイジェスト版にて紹介します。
就活の流れを教えてください。
みなさんは就職活動をいつ頃から意識して、どう行動しましたか。
就活を意識したのは3年生の4月で、11月から2月にかけてSPIなどのWebテスト対策の準備を始めました。11社の単独説明会に参加し、16社の選考試験を受験。合計6社の企業から内定をいただきました。
私は、3年生の8月に意識し始めて、 11月から選考準備を始めました。野球部に所属しており、3年生の春休みにリーグ戦と就活の両立のために監督と相談して、1社ずつ合否が出てから次にエントリーする形で進めていました。結果、1社目で内定をいただきました。
インターンシップは、対面、オンラインで何社参加しましたか。 参加してみてどちらか良かったですか。
参加したのは、オンラインで4社、対面で4社です。会社や働いている方の雰囲気もわかるし、人事の方にも顔を覚えてもらいやすいので、対面が良かったです。
県外の大学に通っていたので、オンラインの方が参加しやすくて4社に参加しました。対面は1社です。
合同企業説明会や選考試験にかかった費用を教えてください。
3年生の年末、新潟県内の合説に1回参加したほかは、SPI試験から選考面接まで3回ありましたが、すべてオンラインでした。そのため、交通費は2万円でした。
合説や選考試験で3回、新潟と岩手を往復しました。新潟県のUターン向けの補助金を活用したので、交通費は6万円程度でした。
就職活動の中で、一番大変だった時期、その理由を教えてください。 また、就活相談先も詳しくお聞かせください。
4年生の4月5月が、書類選考とWeb選考のピークでした。大学内の就活支援の部署で、進路の悩みを聞いてもらったり、書類の添削や面接の練習をしてもらったりました。
3年生の3月に、合説などで他の就活生と一緒になる機会が増えて、自分が遅れてるのではと思い、焦りや不安に繋がりました。学内の就活支援の部署のほか、岩手県の若者向けのハローワーク、にいがた就職応援団ナビのチャットなどいろいろなところを頼って相談しました。
就職活動でこれを心掛けてよかったことはどんなことでしょうか。
積極的に質問することです。合説で質問をすると、それを面接で話題にできますし、会社の方に顔を覚えてもらえました。
オンラインでの就職活動でのコツがあれば教えてください。
オンライン面接では、毎回、事前にネット環境を確かめました。オンラインだと顔色が白っぽく見えがちなので、血色よく見えるメイクにしました。
面接直前にPCを立ち上げると、アップデートが始まってしまうこともあるから、事前の確認は大事です。
ご家族と就職のことをどれくらいお話しされましたか。
大学進学時に就職は新潟ですると伝えていたこともあり、帰省したときにいろいろ話をしてきました。
就活の時期が近づくと実家にイベント案内などの知らせが届き始め、それを親が「こういうのが来ている」と知らせてくれたのをきっかけに、就活の話をするようになりました。
3年生の夏から親とはよく就活の話をしましたし、父には地元の企業の情報などを教えてもらいました。
ご家族のこんなサポートや気遣いがありがたかったというものはありますか。
母が昨年の就活応援講座を視聴していて、他の人と比較しないこと、うまくいかなかったときの声かけなどを参考に、気を配ってくれてうれしかったです。
私の方から話すのを待っていてくれ、何でも話を聞いてくれたことがありがたかったし、精神的な支えになりました。
ネガティブなことを言わず、話を聞いて励ましてくれたのがよかったです。精神面と金銭面、両方でサポートしてもらいました。
県外の大学から新潟県へUターン就職を決めた理由を教えてください。
県外に出てから新潟の良さに気づき、生まれ育った土地で働きたいと思ったことがきっかけです。また、友達が地元就職をしており、これからも長く関係を続けていきたいと思ったことも1つの理由です。
大学内で新潟県の就職説明会が開催されており、新潟で働くメリット・デメリットを知ったうえで、新潟で働きたいと思いました。また、関東に進学した友達の多くが、Uターンを希望していたことも後押ししました。
保護者の方、学生の方へのメッセージをお願いします。
学生のみなさん、焦らずに、自分のペースを大切に就活してください。
友人に言いづらいこともあるので、保護者のみなさんは相談に乗ってあげてください。
就活は一人でしないこと。友人や大学の支援部門、保護者などを巻き込んで乗り越えましょう。